「40代の婚活は30代までと違うなって感じたことありますか?」
「40代で婚活するなら考えておいたほうが良いことありますか?」

実はあんなは、20代、30でも婚活をしてきました。
そちらも主にはお見合い相談所中心でした(20代、30代の婚活相談所は別です)。
20代、30代を経て40代で婚活をした時に感じた40代の婚活ならではの違いを5つ選んでみました。そして、私自身の体験も書き添えてみました。
「40代婚活が不安だな」と感じる方の参考になれば幸いです。
この記事がオススメの方
- 40代で婚活することに不安を感じている方
- 婚活をしている方でお相手に確認したことが良いことを知りたい方
- 婚活で相手に聞きたいことが聞けないと感じている方
40代が30代までの婚活と違っていたこと5つのポイント
1.紹介される方の定年が視野に入ってくる
当たり前といえば当たり前ですが、自分の年齢があがると当然紹介されるお相手の年齢も上がってきます。
40代になると紹介されるお相手の年齢が45才〜50代も多くなってきます。
お相手の方が会社員の場合は「会社を退職したあとは」というお話も自然と出てきます。
「会社を退職したら地元に帰りたい」という話をされる方も多かったです。
その場合、「自分も50才、60才になってから新しい土地に馴染むことができるのか」を考えることになります。
私
今まで暮らしたことのない土地で新しい生活を送れるのかは人生設計を考える上で大切な問題ですね
お見合い相談所での活動は、「好き」「この人と一緒にいたい」というところからのスタートではない分、正直「定年後は(私が暮らしたことのない)地元で」と言われると気持ちが下がってしまうことは多かったです。
また「会社を55歳で退職したら、今度はもっとゆっくり働きたいと思っている」という発言をされた方もいました。
「お相手も自分も会社を定年退職したり、セカンドキャリア(セカンドライフ)にむかったりすることを視野に入れないといけない」という現実に向き合うのは、30代までにはない新しい課題でした。
私の体験 積極的に「将来は地元に帰りたいですか」「定年退職後のキャリアはどうお考えですか」とお伺いするようにしていました。 「結婚すること」はもちろん大切ですが、長く一緒にいられそうな人かを判断することも大切ですよね。 セリフだけ書くと面談のようで味気ないのですが、なるべく自然な話の流れでお伺いすることを心がけました。
2.子どもの話で気を遣う
私が婚活で一番気を遣い、不安になった点です。
今度は自分の話ですが、40代になると自然妊娠で子どもを持つという可能性は確率に低く、
子どもを持ちたいと望んだ場合は「不妊治療をするかどうか」を考えないといけなくなります。
これはセンシティブですが、大切な問題です。
私の場合は30代で婚活を辞める時に「子どもを持つのは難しそうだな」とぼんやり思っていました。
40代で婚活を再開するにあたって一番気になったのはこの点でした。

お相手がバツイチで既にお子さんがいらっしゃる方の場合は
「子どもは自然に任せます」「やはり子どもはかわいいですもんね。お相手の方が望まれるなら協力したいです」という方も多かったです。
初婚の方は「子どもがいるのは楽しそうですよね」「子どもはできればほしいですよ」とおっしゃる方もいました。
そのようなお返事に最初の頃は正直、落ち込みました。
「自分じゃないほうが良いんだろうな」「自分には難しいって伝えづらいな」「なんで分からないのかな」とちょっと相手を恨めしく思ったことも。
でも回数を重ねるとだんだん慣れてくるもので、後半は積極的に自分から話を振って最初にお相手の意向を聞くようにしていました。
(人によるとは思いますが、慣れって大切ですね)
私の体験 「自分と結婚しても子どもは持てないかもしれませんよ」という可能性を伝えるのは抵抗があったのも事実です。 恐る恐る聞いてみると、初婚の方でも「自分も年齢が年齢なので結婚してからは夫婦二人で静かに暮らしたいですね。」という方も多かったです。 悩む前に聞く、ということが大事だなと思いました。
3.親の介護も考えないといけない
これも定年と双璧を並ぶ40代婚活の課題かもしれません。
40代になると自分自身の親、そして相手の親御さんの介護が視野に入ってくる年代になります。
「長男」や「一人っ子」の方、兄弟が近くにいないという方は、「結婚してすぐの介護」が視野に入ってきます。
ですのでお相手の方から「近くに兄弟がいます」「兄弟が同居しています」ということを聞くとホッとした自分がいました。
家族としての歴史が浅い中で「介護」をできるのか、どうしても慎重になってしまう面もありました。
私の体験 こちらもお相手の方に「親御さんとの同居は必要ですか」「将来は地元に帰りたいとお考えですか」と率直にお伺いするようにしていました。 自分側に明確な条件があるわけではなかったので、お相手の希望を聞いて柔軟に考えていました。
4.進みがゆっくりなこともある
40代になると「交際3ヶ月で結婚」という電撃婚の事例もあるようです。
一方で、自分たちの生活が固まってしまうこともあり、進みがゆっくりな方も多かった印象です。
次の約束が随分先になる(かと言って、お断りされるわけでもない)、初回お会いする日程が先など進みがゆっくりになった方もいらっしゃいました。
30代の頃も相談所の方針によっては随分ゆっくりだな−と思うところもありましたが、40代になるとますますゆっくりになる印象です。
私の体験 私の場合、ペースはなるべく相手に合わせて、焦らずに対応するようにしていました。 お相手がどう思っているのかな、良くないのかなと思った時には担当のスタッフにお伺いするようにしていました。 スタッフの方を通してお相手のお気持ちや状況を聞くことができるのはお見合い相談所ならではのメリットですね。
5.決められない
40代に限らないかもしれませんが、紹介された方に何の印象もいだけない「良い」とも「悪い」とも言えない・・・ということが一番苦しかったです。
スタッフさんからも兄弟からも「1度で判断するのはもったいない」と言われたこともあり、
2回3回とお会いすれば・・・とお会いしてみるのですが、決められませんでした。
正直、40代になるとこの「決められない」が増えた気がします。「良い」とも「悪い」ともなんとも・・・。という気持ちです。
お見合い相談所での活動の一番難しいところかもしれませんね。
まとめ
30代と異なる40代の婚活ならではの直面した課題を5つ選んでお伝えしました。
中には「年齢は関係ない」課題もある一方、40代ならではという点もありました。
お相手との関係の中で生じるモヤモヤの種は、
自分自身は「思い切って聞いてみる」ということで次に進めることは多かったです。
率直すぎることが良いのか悪いのかわかりませんが、悩んで時間を過ごすよりも良かったのかなと思っています。
ぜひ、勇気を出してお相手の方にも率直に聞いてみることをお勧めします。
お見合い相談所を使うとスタッフの方が、お相手の方に担当者を通して聞いてくださることもあります。
聞きにくいことも関係が深まる前に聞いてみることができるのもお見合い相談所を使うメリットですね。
この記事が40代で婚活に悩む方の参考になれば嬉しいです。それではまた。